俺様上司に、永遠の愛を誓え
夜の10時過ぎぐらいまでかかって、打ち込みは終わって、

「まゆ、ありがとうね…」

と、恵利に半分泣き顔で言われた。


「いいよ……ほら、もう帰りなって」

「まゆは? まだ帰らないの…?」

「……私は、自分の仕事が少し残ってるから、もうちょっとしたら帰るから」

「だったら、手伝うよ」

と、恵利が言ってくるのに、


「大丈夫だから、私の仕事はそんなにないから……だから、心配しないで」

と、笑いかけた。





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