俺様上司に、永遠の愛を誓え
ずっと待っていたら、うとうとしてきて、眠ってしまいそうにもなった時に、やっと玄関のドアが開いた。


「おかえりなさい…」

眠い目をこすりながら出迎えると、

「……ただいま。……まゆ、眠かったら、先に寝てろよ…」

と、頭を撫でられた。


「……眠くないもの、もう…圭吾が帰ってきてくれたから……」

「そう、か…」応えて、「……かわいいな…おまえは……」と、ふっと微笑んだ。





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