少女マンガ的社内恋愛
「んっ…?」


ふと……聞き覚えのある声が、私の耳に届いた。


今の声って……もしかして常務?


えっ?もしかして常務も来てるの?それとも私の聞き間違え?


辻尾さんを探した時と同じく、周りに変に見られぬ様店内をザッと見渡す。


「あっ!」


すると…何mか離れた席に、常務が座っているのを発見した。


さっきは気づかなかったけど、あっちは奥まった席だしアジアンテイストのパーティションが絶妙にこちらからの視界を遮っている。


あれでは少し大まかに見渡した程度では、分からないと思う。


「どうしよう…声かけようかな……」
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