少女マンガ的社内恋愛
でもいい子だったので、宿題教えたり一緒に遊んだりして来た。


だが…“それだけ”なのだ。


さっき絃も言ってたけど、オレ達の間に恋愛感情があった事は17年の間に一度も無い。


「オレにとっても絃は妹みたいなもんなんだよ。絃だって普通に彼氏いた事あるし……まだ信頼しきれないか?」


つらつらと昔の事を話し終わった後、澄鳴の方を見る。


一口ミルクティーを飲んだ彼女は、ゆっくりとオレの目を見返した。


「いえ…大丈夫です。変な誤解しちゃって本当にすみませんでした」


どうやら納得してくれたみたいで、こちらの肩の荷も降りた。
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