イケメン 一家に囲まれて
戦争バレンタインデー

チョコレートケーキにトリュフに生チョコ。

季節はバレンタインデー、女の子の大好きな季節だ。


だが私は全然嬉しくない。

この学園の女の子は、遼や陽鉈を狙う者ばかり私など邪魔者、そのせいで凄い睨まれる。


私はと言うと睨まれるのが嫌で、休み時間に何かと理由をつけて二人から離れ美咲と話したりしている。



「そういえば、唄はバレンタイン作るの?」

「え?うん、勿論美咲のもあるよ?」

「マジやった!楽しみにしてるね!」

あぁ、嫌だ嫌だ!またこの顔だ。

私はこの顔に弱い、笑顔を見るとドキドキして顔を直視できない。


「ねぇ、唄ちょっと」

何故か急に陽鉈が現れた。

「何でしょう?」

人前で召使いぽっくするが最近は家ではタメ口だ。


「ついてきて!」

腕を引っ張られ、屋上に連行された。

「誰あれ!何で僕か熱の間に男一人増えてんの?!」


「え?友達?」
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