金髪少女
少女の過去
2008年5月10日___




キーンコーンカーンコーン




「カチャン....今日はおしまいだ。休み時間に入ってくれ、あ、あと五十嵐さんは放課後、理科準備室に来るよーに」


「はーい」


チョークを置く音を合図にみんなはそれぞれ休み時間には入ろういうときだった


私は理科担当の和田先生に声をかけられた


この時からあの恐ろしい計画はすでに始まっていた


そして、それと同時に私の望んでいた未来が崩れ始めていた


「あーりさ!」


抱きついてきたこの小さい女の子は私の親友に当たる 川北美香


「美香、重~い」


「ねえねえ今日さ、クレープ食べに行きかない?」


「え、またぁ?」


いいじゃ~ん、と美香。


美香のプニプニのほっぺたを伸ばす


「太るよ」


「げっ...。」







「あのね!最近新作が出たの!それだけはどーうしても食べたいの!」


「いや、でも私も最近腹が出てきて......」


「食べたら一緒にそのぶん痩せようよ!奢るよ!チョコたっぷり、クリームとかイチゴとかさ!」


うぅ、悪魔のささやき......
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