金髪少女
放課後
「じゃ、ちょっと先生に呼ばれてるから行ってくるー!」
「うん、ここで待ってるー!」
誰もいなくなった教室、美香に声をかけ私は教室から出る。
「ありさ!」
美香が大きな声で私を呼ぶ
後ろを向けばいつものように美香は笑って言った
「早くしてよね」
「分かってるよ」
私も笑っていう
これが、私と美香とのまともに話した最後の言葉だった_____
「失礼しまーす」
理科準備室の中は薄暗く手探りで電気のスイッチを探す
薄暗い部屋には誰もいる様子がない
一歩一歩と前に進んで電気のスイッチを探す
その時だった
ガラガラガラ
ガチャ
ドアの近くで不気味な笑顔を浮かべる和田先生がうっすらと小さな光の反射で見えた
「うわっ...え、先生?」
「五十嵐さん、よく来たね」
一瞬で変わった爽やかな笑顔になった和田先生に安心してしまった私は、さっきのは見間違いだったのかなぁ、とそんな時だった
ガシッ
「え?せ、せ先生、なナニ?」
「あーりさ、
捕まえた」
悪魔がそう、囁いた
「じゃ、ちょっと先生に呼ばれてるから行ってくるー!」
「うん、ここで待ってるー!」
誰もいなくなった教室、美香に声をかけ私は教室から出る。
「ありさ!」
美香が大きな声で私を呼ぶ
後ろを向けばいつものように美香は笑って言った
「早くしてよね」
「分かってるよ」
私も笑っていう
これが、私と美香とのまともに話した最後の言葉だった_____
「失礼しまーす」
理科準備室の中は薄暗く手探りで電気のスイッチを探す
薄暗い部屋には誰もいる様子がない
一歩一歩と前に進んで電気のスイッチを探す
その時だった
ガラガラガラ
ガチャ
ドアの近くで不気味な笑顔を浮かべる和田先生がうっすらと小さな光の反射で見えた
「うわっ...え、先生?」
「五十嵐さん、よく来たね」
一瞬で変わった爽やかな笑顔になった和田先生に安心してしまった私は、さっきのは見間違いだったのかなぁ、とそんな時だった
ガシッ
「え?せ、せ先生、なナニ?」
「あーりさ、
捕まえた」
悪魔がそう、囁いた