サプライズ★フィナーレ✿修正中✿
「愛梨、本当によかったね。翔君と幸せになんなよ。私もマジ嬉しい。昔、二十八までに結婚して、三十前にママになりたいって言ってたもんね。今ならギリセーフ! だからさっさと結婚しちゃってよ。ああ……愛梨の花嫁姿、超絶キレイ間違いない。早く見せてよ、もったいぶってないでさ。あ、でも翔君の焦れてる姿見れるのも今だけか。どっちも見たい! お姉さん困っちゃう~」
困らなくていいから。……二十八までに結婚……そんなこと言ってた時もあったね。もう三十前なんて諦めてたからすっかり忘れてた。
「あの頃は、まさかこんな歳まで翔を引きずってるとは、思いもしなかった。きっと素敵な白馬の王子様が、迎えに来てくれるって……我ながら可愛かったわ。今だから言うけど、初めて翔輝君に会った時、現れた!? って思ったのよね」
そうぶっちゃけると、翼は少し強張った顔して私をじっと見つめてきた。
「誤解しないで。本当に不思議で仕方ないけど、恋愛感情持ったことないから。なぜかな? 翔輝君は、私の完璧理想像のはずなのに、彼を見ると必ず翔を思い出してた。翔輝君の言うとおり私、いつも彼を通して翔を見てたのよね。言われるまで気付かなかったけど、翔輝君はずっとお見通しだったのね」
困らなくていいから。……二十八までに結婚……そんなこと言ってた時もあったね。もう三十前なんて諦めてたからすっかり忘れてた。
「あの頃は、まさかこんな歳まで翔を引きずってるとは、思いもしなかった。きっと素敵な白馬の王子様が、迎えに来てくれるって……我ながら可愛かったわ。今だから言うけど、初めて翔輝君に会った時、現れた!? って思ったのよね」
そうぶっちゃけると、翼は少し強張った顔して私をじっと見つめてきた。
「誤解しないで。本当に不思議で仕方ないけど、恋愛感情持ったことないから。なぜかな? 翔輝君は、私の完璧理想像のはずなのに、彼を見ると必ず翔を思い出してた。翔輝君の言うとおり私、いつも彼を通して翔を見てたのよね。言われるまで気付かなかったけど、翔輝君はずっとお見通しだったのね」