龍瞳ーその瞳に映るもの
これ以上の茶番を見るのは時間の無駄。
この後イクヤと美緒には
やってもらう事が山ほどある。
それはロデオに任せアズとナノハと
ホテルを後にした。
最後までナノハを罵倒した美緒。

アズの限界をナノハが察知してなければ
美緒はどうなっていたかわからない。
もう行こう、そう言ってアズを
部屋から連れ出した。
前を歩くナノハが今、何を思うのか
俺には計り知れない。
どんな奴だったとしても
一緒に暮らして大きくなってきた相手を
簡単に切り捨てられるほどナノハは
冷たい人間じゃない。

だからこそ
ナノハの背中に覚悟が見えた気がした。
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