龍瞳ーその瞳に映るもの
変な人、そう思いながらリボンアートが
展示されている校舎に向かう。

真っ白な校舎は塵ひとつない。
廊下にはシートが敷かれて真っ白な廊下が
汚れないようになっている。

2階の展示室に着けば、
中は外とは違い人はまばら。
生徒数人と保護者らしき人が3人。
あとは展示係らしき生徒。

少ない人数の中で怪しまれないように
できるだけ顔を見られないように
リボンアートを見ているフリをした。

なのに、中にいた生徒がチラチラと
私を見て何かを耳打ちをしている。

「…だれ?」

「知らなーい」

「リボンは一年だよね」

「見たことないよね」

聞こえてくるささやき声は私に向けての声。

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