先生のことなんて好きにならない!
「…はー。お風呂貸してやるよ」
くしゃみをする私に、見かねた先生がそう言ってくれた。
「は?!もしかして!!先生、私そんな軽い女じゃないですよ?!」
「もしかしてじゃねーよ。そもそも女として見ていない」
「それもそれでひどくないですか??」
そう言うと、先生に笑われた。
まあ、こうやって冗談にしなくても、変な方向へは向かわないことは分かりきっていたのだけど。
「とりあえず家入るか」
「そうですね」
荷物を持って、まだ降り続ける雨の中、車から家へ入って移動した。