イジワル御曹司のギャップに参ってます!
「あなたの服、乾燥機にかけてこようか」
そう言ってリビングを出る氷川。
バスルームでカタカタと音がする。濡れてしまった服を干してくれているのだろうか。
が。
「あっっ!」
大変なことを思い出して、私はソファから立ち上がった。
ブラも置きっぱなしだったんだ……
男性に下着を干してもらうなんて、しかも彼氏でもなんでもない、ただの同僚に――だらしがないにもほどがあるだろう。
慌ててバスルームへ走り出そうとしたとき、ちょうど一仕事済ませた氷川がリビングに入ってくるところだった。
しまった、遅かった。
絶望的な気持ちになりながら、私はもごもごと口を開いた。
「あの……その……し、下着……み、見た? 見たよね?
……ごめん……あんなもの無遠慮に置いといて……」
恥ずかしさに身体中が熱い。
うつむいて顔を上げられなくなっていると、ふっ、と小さく笑う声が聞こえた。
「……ちょっと、驚いた」
「え?」
「情熱の赤。意外と派手なんだ」
「あ、あれはっ……! その……!」顔から火がでそうだった。
たぶん今、私の顔も耳も、あのブラと同じくらい赤くなっていると思う。
そう言ってリビングを出る氷川。
バスルームでカタカタと音がする。濡れてしまった服を干してくれているのだろうか。
が。
「あっっ!」
大変なことを思い出して、私はソファから立ち上がった。
ブラも置きっぱなしだったんだ……
男性に下着を干してもらうなんて、しかも彼氏でもなんでもない、ただの同僚に――だらしがないにもほどがあるだろう。
慌ててバスルームへ走り出そうとしたとき、ちょうど一仕事済ませた氷川がリビングに入ってくるところだった。
しまった、遅かった。
絶望的な気持ちになりながら、私はもごもごと口を開いた。
「あの……その……し、下着……み、見た? 見たよね?
……ごめん……あんなもの無遠慮に置いといて……」
恥ずかしさに身体中が熱い。
うつむいて顔を上げられなくなっていると、ふっ、と小さく笑う声が聞こえた。
「……ちょっと、驚いた」
「え?」
「情熱の赤。意外と派手なんだ」
「あ、あれはっ……! その……!」顔から火がでそうだった。
たぶん今、私の顔も耳も、あのブラと同じくらい赤くなっていると思う。