闇の中に咲くランの花 Ⅲ
疾風「ほら!


たくさん部屋があるから


覚えてもらわないと!」




蘭「わかった……」




私は大人しく着いて行った



──────────────



疾風「で、ココが最後

覚えられた?」



蘭「どんだけ広いの?この別荘」



疾風「そうかな?

僕が今まで住んでたところより小さいよ?」



蘭「はぁ!?これで小さいって言うのかよ!」



疾風「うん!

さっき教えた蘭ちゃんの部屋に行ってみて?」



え”っ


疾風「ん?どうしたの?」



蘭「い、いや……何でもない………」




疾風「じゃあ僕はリビングに行って


待ってるからね?」




そう言って歩いていった



どうしよう……わかるかな……
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