真実の愛を見つけたい『I want to find the truth of love』

…先生の知り合い?


「先生、嵐君のお父さんを知ってますの?」
と、言うと
「ああ、指導したことが
あるんじゃ。医大生の中で
ダントツの秀才じゃ。
頑張っておるようじゃの?
噂は、私の耳にも入っておるぞ。
だが、君にお子さんがいるとはな。」
と、言うと
「光栄です。
岡宮先生に御会いできるなんて。
そうですね。
私も自分が結婚するなんて
思いもしませんでした。」
と、言うから

私も先生も びっくりしていた。

吾妻さんは、少し先生と話してから
嵐君を連れて帰って行った。

嵐君は、チラチラと私を見るから
吾妻さんに、
「嵐君にいつでも、遊びに来てと、
言いましたが、良かったですか?」
と、訊ねると
「ああ、問題ない。」
と、言うから
二人で喜んだ。

吾妻さんは、私にもお礼を言って
自分の部屋に戻った。

この時から
嵐君は、私を夢穂ちゃんと
呼ぶようになっていた。

それから、岡宮先生は、
少し彼の話をしてくれた。

彼の両親も立派なお医者様である事。

医大生の時に優秀な彼は
回りに邪険にされていた事。

それから彼は人を信用しなくなった事。

だから、勿論女性にも冷たい事。

海外でかなり、勉強してから
帰国して、吾妻総合病院に戻った事
を。

吾妻総合病院は、私も知っている
大きくて立派な病院だ。

彼も、色々あったのだと思った。
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