願 叶



「今日の夕食の材料は私が買いにいかなくては…。」
李織さんはため息をつき、考えこむ様に言った。


そっか、毎日雪君が買い物にいってるのか。


でも何で李織さんはため息をつく!?

作るの大好きそうな、料理人で「執事です。」


イケメンスマイルで私に向かってそう言う李織さんに殺気も少々見えてしまった。


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