願 叶



「はあっ!!」

図太い声で、勢いよく小川さんは生地をひっくり返した。


こんがり焼けていて綺麗な色をしていた。


「すごいですね。」

もしかしたら、小川さん私より料理上手いんじゃないでしょうか。


「えへへ~。私、よくここのお好み焼き食べに来てたんで。お好み焼き焼くのは上手いですよ。」


…小川さんも、やはりあるんですね。


立ち寄りたい場所が。



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