願 叶



「どっ、どうしたの?雅君。」

そう聞くとため息をつかれてしまった。


何で!?

「……。」

雅君は黙ったまま。
黙りした空気の中、私が声をかけようとした時に雅君は私の手をひっぱり歩きだした。


「えっ!?ちょ…雅君!?」



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