願 叶



「アイツは最近、見てないな。」


ミヤちゃんさん(←勝手に命名)は、そう言って本の次のページをめくる。


「急がしいんだよ。きっと。」


楓ちゃんはクッキーを全部食べ終えてしまったので、イスからおりて手をパンパンとはたいていた。


ユーちゃん・・・一体、どうやったら会えるのかなぁ?


「私、ちょっと出かけてくる。」



「あっ、おい!!」


ミヤちゃんさんに呼び止められそうになったが、それを無視し私は外へと出かけた。


< 70 / 355 >

この作品をシェア

pagetop