生き続ける意味
このままだと、結構傷が開いてるからだめだな。
やっぱり縫うか?
けど、手だから自分ではさすがに無理...。
... そうだ。
そっと、桜のうえに毛布をかけ、頭をなでると、診察室を出た。
廊下は真っ暗で、いつもながら気味が悪い。
俺はナースステーションまで行くと、コーヒーを入れながら。
「佑真ー、いるか?」
これは佑真に縫ってもらうか。
そう思い、呼ぶと。
「あ、亮樹!びっくりした、いるなら言えよ。」
振り返ると、パソコンを打ちながらしゃべ佑真。