[完結]お試し同居してみたら甘い恋がはじまりました。
危ないから行かないでって言ったんだけど、止めることが出来なかった。
お父さんが『行ってきます』って言って玄関を出て、しばらくした時にものすごい音が聞こえてきて。
私は傘も差さずに家を飛び出した。
お父さんに何かあったんだ!!って、予感したんだ。
そうしたらね、その予感が当たってしまったの。
大雨の影響でタイヤがスリップした大型トラックが歩道に乗り上げたの。
その歩道を歩いていたのが……。
「実花、もういい!!もう言わなくていいから……!!」
湊君はそう言って私の言葉を遮り、痛いほど強く抱きしめてきた。
「湊、くん?」