青蝶を包む朱い羽


軽くだけれど、ここのことをもう一度
説明しましょうか。


私達はここにくると同時に組長と
姐さんの座を譲り受け、
お義父さんとお義母さんはのんびりと
世界一周の旅行に出かけています。


それで、拓哉と陽希はかわらず私達の
側近をしてくれている。
煌月と優夜は私の側近としてここにいるし、皚は橘組の
情報屋として、働いてくれてる。


凪穂はね?草薙組の姐さんになり、
子供と組長さんの面倒をみてるそうです。


まぁ私もそんなに変わりはしないんだろうけど、愉しいからいいです!


「あ、姐さん!また呼び出しですか?」

「そうなんでよねぇ、康さんはこれから
食事の用意ですか?」

「えぇ、今夜は和食ですよ」


機嫌のいいまま行こうとすると、
どうやら今度は陽希と喧嘩・・・というより
遊んでいるようで、もう一度もどり、
2人を見ていると、手を出せない
陽希はボロボロになっていた。


「こら!だめでしょう!ごめんなさい
陽希」

「い、いえ、大丈夫ですか」


そういうと陽希に進められ、

 
 
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