memory〜紅い蝶と私の記憶〜
小さい頃はヒーローものが本当に大好きだった。
女の子が囲まれてると、タイミングよく現れるヒーロー。
だけど大きくなるにつれてそんなことは夢物語でしかないとわかったんだ。
だから私がそんなヒーローになろうと決めた。
そして私は〝あの人〟に出会った。
…あの人?
「星南?」
あの人って誰なの?
小さい頃?
私は…ヒーローを目指してた?
ヒーローになってあの人に出会った?
わからないっ。
こんなこと初めてだっ!
いつもは映像が頭を巡る。
だけど今回は私の…感情?
「せーな!」
「っあ!ごめん…どうかした?」
また自分の世界に入ってた…?
うぅ…高松くんがじーっとこっち見てくるよ〜っ。
「美鈴が早くしろって。街案内しておいでって言ったくせにね〜」
「まぁまぁ。この続きはまた今度…ね?」
「星南がそう言うなら…。とりあえずお菓子買いに行こうか」
そうだった。
街案内もそうだけど、ここにきたのはお菓子買うためだ!
美鈴ちゃんごめんね〜っ!
女の子が囲まれてると、タイミングよく現れるヒーロー。
だけど大きくなるにつれてそんなことは夢物語でしかないとわかったんだ。
だから私がそんなヒーローになろうと決めた。
そして私は〝あの人〟に出会った。
…あの人?
「星南?」
あの人って誰なの?
小さい頃?
私は…ヒーローを目指してた?
ヒーローになってあの人に出会った?
わからないっ。
こんなこと初めてだっ!
いつもは映像が頭を巡る。
だけど今回は私の…感情?
「せーな!」
「っあ!ごめん…どうかした?」
また自分の世界に入ってた…?
うぅ…高松くんがじーっとこっち見てくるよ〜っ。
「美鈴が早くしろって。街案内しておいでって言ったくせにね〜」
「まぁまぁ。この続きはまた今度…ね?」
「星南がそう言うなら…。とりあえずお菓子買いに行こうか」
そうだった。
街案内もそうだけど、ここにきたのはお菓子買うためだ!
美鈴ちゃんごめんね〜っ!