memory〜紅い蝶と私の記憶〜
いつもとは違う雰囲気。


なんでだろう、少し…いや、かなり緊張してるようにも見える。


いつもと違う高松くんに不安さえ出てきてしまった。


高松くんは、私に何かを伝えるつもりなんだ。


それを直感で感じてしまった。


不安はだんだんと増してきて、それと同時になぜか眠気まで増してきた。


フラフラの状態。


そして頭が真っ白になりかけていた、その時。


また、ひどい痛みが頭を襲う。


「っ…」


ああ、でもこの間に比べたら…マシな方だっ。


倒れるほどでもない。


まだ意識を保っていられる。







━━あのさ、俺…お前のこと…。







……え?


頭には私と…黒髪の人?


いつもはクールな感じなのに…今は少し顔が赤い。


どうしてかな。


何を言われるのか、すごく気になる。


…胸がドキドキしてる。


これは記憶の中の私の…感情?










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