memory〜紅い蝶と私の記憶〜
今日1日本当に楽しかったんだ。


美人な人とも知り合うことが出来たし、美味しいケーキのお店も知ることができた。


楽しかったと思う気持ちに嘘はないんだよ?


昶のことが嫌いなわけじゃない。


むしろ好きなんだ。


だけど…キスされそうになって。


いや、と、違う、と思ってしまったんだ。


そしたら気づいた時には突き飛ばしていて。


なんでそう思ったのかわからないけど。


それはきっと私の失った記憶に関係するだと直感で思った。


だからといって突き飛ばしていい理由にはならない。


わかってるけど…いやって、思っちゃったんだよね…。


はぁ…明日どうしよっ。


昶に避けられたりするのは嫌だな…。











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