memory〜紅い蝶と私の記憶〜
『星南!やーっと俺様の魅力がわかったか!』


『いや、全然。チャラ男としてかわからねぇよ』


『ぷっ。言われてやんのー!』


『さすがは我らの星南様!』


『おいっ!どういうことだ!双子共!!』


『…おい。少しは静かにしたらどうだ?…うるさい』


『ふふっ。やっぱりお前らは最高だな!!』


…ああ、そうだ。


紅蝶は記憶の中のあの人たちと特徴が似てるんだ。


ううん、特徴だけじゃない。


雰囲気も似てる。


優しくて暖かくて、楽しくて、幸せな気持ちをくれるあの人たちと…。














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