memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「それで、喧嘩もそこら辺では負けなしとなったので紅炎に入ることになって、そこで今の幹部メンバーと出会ったわけです」


負けなしといっても、つき君には未だに勝てませんが。


「最初は女の子の姿だったんだけどー」

「やっぱり女の子ってだけでー」

「「舐める奴らが出てきてー」」


「それでみんなで考えた結果、フードを被って顔を隠し、男口調で過ごすということになったんや!」


「…これが紅炎が出来たわけ」


またまた順番にありがとう。


「それから私はつき君の強さに惹かれて、付き合うことになり、中学卒業と同時に同棲することになったんだ」


うんうん、驚くよねー。


普通はもっと大人になってからするもんだもん。


でも一応ね、親の了解は取ってるんです。


2人ともあっさりおっけーよ。













< 320 / 344 >

この作品をシェア

pagetop