memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「おーい、2人の世界に入んなや」
「そうだよーmoonさんはー」
「初めて見るんだからー」
そうだった!!
みんながいるんだった!!
つき君が離れた瞬間、見えてしまった昶の悲しそうな顔。
そうだ、私にはまだやるべきことがあるんだ。
「ごほんっ。まぁ、それもあって全てが嫌になっていたのもあったから、記憶喪失になったんだと思う」
でも記憶が戻って本当によかった。
こんなに愛おしい人を忘れたままなんて辛すぎる。
「…星南は、前の学校に戻るのか?」
「あ!そうっすよ!記憶が戻ったっていうことは紅蝶に戻るんすよね?!moonには…もうこないんすか?」
そっか、今後どうするかも決めないといけないのか。
ちらっとつき君を横目で見る。
つき君のそばにいたい。
だけど…。
「…星南の好きなようにしたらいい。離れていても、すぐに会える距離にいてるから」
つき君…ありがとう。
大好きだよ。
「そうだよーmoonさんはー」
「初めて見るんだからー」
そうだった!!
みんながいるんだった!!
つき君が離れた瞬間、見えてしまった昶の悲しそうな顔。
そうだ、私にはまだやるべきことがあるんだ。
「ごほんっ。まぁ、それもあって全てが嫌になっていたのもあったから、記憶喪失になったんだと思う」
でも記憶が戻って本当によかった。
こんなに愛おしい人を忘れたままなんて辛すぎる。
「…星南は、前の学校に戻るのか?」
「あ!そうっすよ!記憶が戻ったっていうことは紅蝶に戻るんすよね?!moonには…もうこないんすか?」
そっか、今後どうするかも決めないといけないのか。
ちらっとつき君を横目で見る。
つき君のそばにいたい。
だけど…。
「…星南の好きなようにしたらいい。離れていても、すぐに会える距離にいてるから」
つき君…ありがとう。
大好きだよ。