memory〜紅い蝶と私の記憶〜
しかも爆睡!!
爆睡するお兄ちゃんを何とか起こしたのはいいけど…。
家から歩いて20分はかかるのに、お兄ちゃんの準備が終わったのは待ち合わせ時間まで残り10分を切っていたわけで。
お兄ちゃんはバイクで行こうとしたけど置く場所がないから走ることに。
それが私たちの今の現状…です。
「はぁっ、はぁ…っ」
やっとついたっ。
もう走るのはこりごりだよ…。
…そうだっ、全力疾走してたけどカバンの中身のものは大丈夫かな?
カバンの中身を思い出し、笑みがこぼれる。
みんな喜んでくれるといいな。
「っあ!星南!せいさん!こっちですよ〜!」
こっちこっちと主張するようにあげられる手。
その手を伸ばす高松くんの横には笑顔の幸助先輩と、周りをキョロキョロ見渡している美鈴ちゃんがいた。
爆睡するお兄ちゃんを何とか起こしたのはいいけど…。
家から歩いて20分はかかるのに、お兄ちゃんの準備が終わったのは待ち合わせ時間まで残り10分を切っていたわけで。
お兄ちゃんはバイクで行こうとしたけど置く場所がないから走ることに。
それが私たちの今の現状…です。
「はぁっ、はぁ…っ」
やっとついたっ。
もう走るのはこりごりだよ…。
…そうだっ、全力疾走してたけどカバンの中身のものは大丈夫かな?
カバンの中身を思い出し、笑みがこぼれる。
みんな喜んでくれるといいな。
「っあ!星南!せいさん!こっちですよ〜!」
こっちこっちと主張するようにあげられる手。
その手を伸ばす高松くんの横には笑顔の幸助先輩と、周りをキョロキョロ見渡している美鈴ちゃんがいた。