memory〜紅い蝶と私の記憶〜
「うん!私、今を楽しむことにする!」


「それでこそ俺の妹だ!!」


「とりあえずみんなでご飯だね」


そうだった!!


幸助先輩と美鈴ちゃんはもう行ってるんだった!


「うん!ほら、行くよ!」


2人の腕を引っ張って幸助先輩たちの元へと走る。


「うおっ?!」
「あっ、あぶなっ!?」


…2人がすごい声出してるけど今はスルー。


止まってる時間がもったいないもんね?


「お待たせ!」


「いえ、大丈夫ですよ。それより…後ろにいる2人はどうしたんですか?」


「ゾンビになってるっす!!」


美鈴ちゃん、爆笑してるし…。


確かにゾンビみたいにヘロヘロになってるけど…。


そこまで笑ったら2人が可哀想だよ?


「さて、あの2人はほっといて食べましょうか」


「全部食べてやるっす!」


「待て!!俺にも食わせろ!」


「そうだよ、美鈴!!せっかくの星南の手料理なんだから!」


おお、復活した。


さすが美鈴ちゃん。


2人の扱いには慣れてる!




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