夜のかおり
遠い記憶
いつだって ほっとするのは 夜のにおいをかいだ時


冬の ピーンとはりつめた においも

夏の わくわくするような においも


昼間、世の中の人が たくさん 動いてて

自分もその波に乗り遅れないように

そしてその波に乗る資格があるように装おって

必死にもがく時間から解き放たれた時に

かぐ夜のにおいがほんとにすき




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