くれなゐ症候群
「奈緒ちゃんは、修二とつき合ってる・・・わけじゃないよね?」
とりあえず、と入ったファーストフード店で。席について、開口一番だ。
なんだかもう、すっかり和也のペースだ。
ダッフルコートを脱いだ下は、グレーのブレザーの制服だ。
他校の制服が、目新しく映る。
イメージにたがわず、ゆるく着崩している。
ズボンは下がり気味で、シャツの第一ボタンは外され、ストライプのネクタイはゆるめてある。
「うん・・違うよ」
「だよねえ、彼女って感じじゃなかったけど。
でもさぁ、修二が気にかける態度とった女の子って、奈緒ちゃんだけなんだよねえ」
俺が見てきたなかではだけど、と付け足す。
とりあえず、と入ったファーストフード店で。席について、開口一番だ。
なんだかもう、すっかり和也のペースだ。
ダッフルコートを脱いだ下は、グレーのブレザーの制服だ。
他校の制服が、目新しく映る。
イメージにたがわず、ゆるく着崩している。
ズボンは下がり気味で、シャツの第一ボタンは外され、ストライプのネクタイはゆるめてある。
「うん・・違うよ」
「だよねえ、彼女って感じじゃなかったけど。
でもさぁ、修二が気にかける態度とった女の子って、奈緒ちゃんだけなんだよねえ」
俺が見てきたなかではだけど、と付け足す。