くれなゐ症候群
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「いらっしゃいませ」
黒服に迎えられて、奈緒は怖じ気づく。
間接照明が効果的に使われた店内はほの暗く、見通しがきかない。
和也は、この町のことをよく知っているようだった。
いくつかの角を曲がり、いくつもの路地の奥に入り、とある雑居ビルの裏を回り、階段を上がったところにある扉の奥へ、迷わず足を踏み入れた。
「2名様ですね」
黒服の言葉に、鷹揚にうなづく。
「いらっしゃいませ」
黒服に迎えられて、奈緒は怖じ気づく。
間接照明が効果的に使われた店内はほの暗く、見通しがきかない。
和也は、この町のことをよく知っているようだった。
いくつかの角を曲がり、いくつもの路地の奥に入り、とある雑居ビルの裏を回り、階段を上がったところにある扉の奥へ、迷わず足を踏み入れた。
「2名様ですね」
黒服の言葉に、鷹揚にうなづく。