くれなゐ症候群
父親を早くに亡くし、母親と二人暮らしなこと。

母親は重度のぜんそく持ちで、働くことが出来ない。
父の遺した貯蓄と生命保険で、細々と生活を営んでいる。

父を亡くして、住む人のなかった母の生家に戻った。

持家だから、衣食住に不自由することはない。


母の体のことを考えれば、こんな空気の悪い町を出たほうがいいに決まっているけれど。

とてもそんな余裕はない。


そんな、現実。
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