【完】クールな君に告白します



「…………もう、いい!本当に呪われても知らないんだからねっ!」



春風さんは驚きと意味がわからないと言った顔をみるみる紅潮させて叫ぶと、私を睨んであっという間に去っていく。



「……なんで、冬休みも?」



ねぇ、椎名くん……。


どうしてそんな風に言ってくれるの?


沈黙と同時、視線と視線が交差して、私と椎名くんはしっかりと目を合わせる。


私は、この関係は冬休みに入るまでだと思っていたよ。


それに、煩わしいことは嫌いなんじゃないの……。


冬休みも椎名くんに会えるかもしれないって思ったら、勘違いしちゃいけないのに、やっぱり嬉しいって口にしてしまいそうになるよ……。



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