恋愛百花


'んっ?!'



『流空ってあの合コンのだよね?』



「うん、青山くん…」



『へえ…』



'意外かも…'



「でも優希も流空くんじゃん?だから駄目だって思ったんだけど…何かあの日から忘れられなくて…」



'あの日って合コンの日?'



「特に何か喋ったわけじゃないんだけど何かねタイプだったみたい…」




梨沙が顔を赤らめた。




『梨沙かーわいい♪』




「優希たちには内緒ね!別に付き合いたいとか思ってるわけじゃないし!」




『りょーかい♪』




梨沙と別れて愛奈はバスに乗った。




'あーやばい、そーいえばメール返してないじゃん'




バックから携帯を取り出し優矢に宛てたメールを作り始めた。




'文章が思い浮かばない…'





何気なく辺りを見渡すと見覚えのある顔がそこにあった。
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