悲 恋


 携帯に着信


  知らない‥‥番号だ。


悩んだ末に

      電話に出る。



 出なければ‥‥良かった‥‥



「あっ、未菜! 私よ。

 クスッ、携帯変えてないのね。

  あっと、私

    修悟と結婚したから。


   その報告だけ。

       じゃ、またね。」


私の耳には

   プー、プー、と機械音





 なぜ?!・・何故なの・・!!

   どうして······今更·········


      知らせたり‥‥‥




  私は、呆然と
     携帯を見つめた。
< 1 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop