ずっと好きです。(完)
それから、イルカショーが始まった。


「わぁー!イルカさん泳いでる!」


「そうだな
沙奈あんまりはしゃぐなよ」


「だって久しぶりに来たんだもん!」


玲と話していたら、


『皆さん、今からイルカに餌を与えます。
やってみたい人は、手を挙げてください!』


飼育員さんがそう言った。


私はすかさず手を挙げた。


『手を挙げた人は、前に出てきてください』


「玲ちょっと行ってくるね?」


「大丈夫か?」


「大丈夫!」


そう言って前に出た。


私以外みんな小さい子だった。


でもいいもん!


『それでは、餌を上げていきましょう』


そう言って、イルカさんの餌を渡していく飼育員さん


『それでは、あげてください!』


そう言って、台を持ってきた。


私は、イルカさんが来るまで、餌をあげておく。


すると、


パク


イルカさんが食べてくれた。


それから頭を少しなでた。


『ありがとうございました。
それでは戻ってください。』


私は席に戻った。


「玲!すごかったよ!
イルカさんすごかった。
頭撫でさせてくれた!」


「よかったな」


「うん!」


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