雨の日は君と。~先輩の香り~

離さないからね?



私は走った

追いつくかわからないけど
とにかく走った

靴箱につくと、学校の正門のところに櫻井先輩の背中が見えた


「櫻井先輩!」


私が大声で櫻井先輩を呼ぶと
櫻井先輩は振り向いてくれた

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