雨の日は君と。~先輩の香り~

じゃあね…森崎さん



―――…


「風和、勉強するよ」


放課後、
李月君が教室まで迎えに来てくれた

そのまま図書室に着いた私たち


…伝えなきゃ。


「り、李月君!」

「ん?」


別れを言わなきゃいけないの

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