雨の日は君と。~先輩の香り~



「で、何?」

落ち着いた李月君が言う


「あ、そうそう!
 風和ちゃん、李月のアルバム見る?」

「は?やめ…「見ます!」


李月君が断ろうとしたから言葉を遮った


李月君のアルバム!見たい!


私は李月君に軽く睨まれる

えへへと李月君にはにかむと
李月君は呆れた顔をして
私の頭をポンポンと叩いた


「しょうがないから見ていいよ」

「うんっ」


「じゃあ、見よっか」


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