雨の日は君と。~先輩の香り~





そのあと、俺は風和の耳元で囁いた




「好きだよ、風和」




今ならいつも言えないことも言えるし。

風和ばかり俺をこんな気持ちにさせて。
少し意地悪してやりたかった



風和は俺が囁くとビクッと震えた


…可愛い。



俺は風和の背中に手を回して抱き寄せ、
そのまま体を起こして抱きしめた




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