雨の日は君と。~先輩の香り~




「ふっ、目キラキラしてるよ」


笑いをこらえきれない様子で
くすくす笑ってる李月君


「久しぶりなんだもん」

頬をぷくっと膨らませると
李月君は優しく微笑む


「…ハムスターみたい」

そう言って李月君は私の頬を
つんつんとつつく


「餃子を口いっぱいに詰め込めば?」


笑いながらそう言う李月君



~~~~~~っ!!

完全にからかわれてる…っ




< 415 / 455 >

この作品をシェア

pagetop