恋のクスリ。
少し茶色がかってツヤのある髪




一瞬目が合うだけでわかる瞳の大きさ



白く柔らかい肌をもつ腕は



しっかりと男に掴まれていた






「…..っ」




















声が出なかった。













「れーーーーんっ!!こんなとこいたの?」




「、、ん?」



「ん?じゃないよ!!すっごい探したんだから!」




「ああ…わり。でも大丈夫、もう今日は帰ろ」





「えっ!いいの?もう…満足した?」






「まあ、うんとりあえずはな」







ねえ







君は





誰?









そう心でずっと思っていた。





























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