俺の手が届く範囲にいろ。


「京ちゃん!起きろ~~!」


__バフッ…!


そう言って、わたしは京ちゃんが寝ている
ベッドの上に飛び込んだ。


「…ってぇー…」


……と、苦しそうな声をあげたのは
京ちゃんこと、成川 京哉。


ちなみに、同い年の高校2年生。


家が隣同士で…親同士も仲良くて…
わたしと京ちゃんは
俗に言う…幼なじみである。


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