俺(私)、男子校に行きます!
あぁ……なんで私の周りにはこんなに優しい人がいるんだろう……私なんかになんでこんなに優しくしてくれるんだろう……

美「まーちゃん!はーちゃん!ありがとうっ(涙目+笑顔)」

真・隼「「っ//////////」」

美「え!?どしたの!!?あ!そっか!また変な笑いしちゃったから、!!!怒んないで!?」

まーちゃんとはーちゃんが急に顔が赤くなったから今朝の女の子のことを思い出した

真「また?って?」

美「いや、あのね、朝女の子に道を聞いて教えてくれてね?名前聞かれたから、花崎玲って笑顔で答えたらね、なんか、怒っちゃったみたいで顔真っ赤になっちゃったから、笑顔練習しなきゃっておもってたの!」

真・隼「「(あぁ、そういやぁ無自覚だった、)」」

隼「……まぁ、練習はともかく…とりあえず美雨、教室行くぞ?」

美「忘れてた!!うん!わかった!!あっ、それと!今から私の名前は花崎玲だから!じゃあね!!まーちゃん!」

真「うん!楽しんでね〜!!!」

パタンッ

そして私とはーちゃんは理事長室を後にした

真「…あいつらなら…美雨を………救い出してくれるか……?」

真守の呟きは誰にも届かず、部屋の中で静かに消えていった

今思えば、私の運命のネジはこの時もう大きく
回り始めていたのかもしれない

※今までは美雨が話す前に「美」と付けてましたが、これからは、「玲」と付けます!
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