五月雨物語
「あんた、また請求書とかじゃ
ないでしょうね?」

「違うよ!
これ頼まれたんだ。
え~と、何回か姉ちゃんも
会ったことあるだろ?
血圧計りにきてた、なんだっけ?

そうそう、新野さん。」

「え?あの若い看護婦さん?
あんた、まさか変なこと
してないでしょうね?」

「もう、姉ちゃんは疑いすぎ!
あの人から頼まれたんだよ。

姉ちゃんに渡せばわかるから
って。

確かに22,3位の看護婦さん
いたな~。

なんだろ~?

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