五月雨物語
すぐに学校の近くに

1DKのロフト付きの

アパートが見つかった。

贅沢はいえなかったけど

仮眠を取ったり

勉強するには十分だった。

足の怪我が治るまでは

お母さんの車を借りていたから

駐車場も借りた。

寂しくないように

小さなテレビとコンポも買った。

後は勉強机とベッド。

塁に秘密で

部屋を作っていくのはワクワクした。


言うと、きっとまた断るから

使ってくれなくてもいいって思った。


その時あたしは無心だった。

そして何週間かが過ぎた。
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