とある夏の日のことだった
真面目なところ

俺が元気をなくすと、そんな幼子みたいな君から一変して、真面目なメッセージを送ってきた君。
会話が9対1ぐらいになって圧倒され、画面に紡がれてゆく君からの励ましに、俺は喜びつつ驚かされたりもしていた。
どれも本当の君だから比べることはできないのだけど、ただ無垢な子どもというだけじゃない君に魅力を感じていた部分もある気がする。
でもだから、怒らせると手に負えない頑固と意地っ張りだったな。
そんな叱咤激励メッセージの最後に、今日見た花を写真に撮って送ってきたりするから、やっぱり君は君だなぁなんて思って、ついついそれが部屋の隅で1人でも、口角が上がってしまっていた。
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