チャット恋愛注意報!!(新)
まぁね、うん……そうだよね……。
みんなはしっかりと自分の名前を言ったのに、私だけ逃げるなんてダメだよね。
……うん、もう言ってしまおう。
フジヤマだって全然違う名前だったし、私だって言っても大丈夫。
でも……この場所で言うのは、ちょっとイヤだな……。
お昼の1番混んでる時間はもう過ぎてるけど、それでもまだ席の8割くらいは人が居る。
みんなの名前は全然普通でいいけどさ、私はウメだもん。
おばあちゃんみたいな古くさい名前を大勢の人の前で言うのは、さすがにキツい……。
「えっと、あの……場所、移動するなら言います……」
「オッケー、じゃあさっきの公園行くべ。 暑いし人居ねぇと思うからよっ」
「……うん」
元気いっぱいのフジヤマに対し、私はかなりテンションが下がってる。
ハァ……私の名前を聞いたら、みんなどう思うだろう……。
やだなぁ。 言いたくないなぁ。
でも、みんな自分の名前言ってるしなぁ……。
ハァ……足が重い……。