チャット恋愛注意報!!(新)


「あ、フジヤマはあれだろ、カレー風味の野菜炒めっ」

「そうそうっ。 それ聞いて『フジヤマのはなんか違うっ』って笑っちゃったよー」

「俺も同じっ。 むしろ珍しくツッコミ入れたね、『風味の話じゃねぇからw』って」


「言ってた言ってたっ」



ほんと、笑ったなぁ。

カレー味の野菜炒めも美味しいって思うけど、でもあの時はユージの言う通り『風味の話じゃねぇからw』だ。



「そういえばあの時、YUKIはカレードリアだったじゃん? 私さ、YUKIが『こんがり焼けたチーズが好き!!』って言ってたの聞いて、思わず画像検索しちゃったよ。 見たやつ全部、美味しそうだったなー」

「あ、俺も検索したよっ。 で、すげー食いたくなってヤバかった」

「私も私もっ」


「あははっ、やっぱりやるよなー」

「うんうんっ、絶対検索するっ」



歩きながら笑い合う私とユージ。

私たちって、同じようなこと考えたり、実際に同じようなことをしたりしてる。

しかもほとんど同じタイミングで。



「俺ら似すぎててヤバくね?」

「ヤバいかもっ」

「誕生日も一緒だもんな」


「うん、1年違うけどねっ」

「1年違うけど、凄いよなぁ。 正直似すぎてて気持ち悪いっ」

「もー、気持ち悪いとか言わないでよっ」



なーんて言いながらも、やっぱりユージは笑ってる。

もちろん私もだ。


……今日は来てよかった。

逃げずに会いに来てよかった。


こんな風に一緒に笑うことが出来るなんて、本当に本当に嬉しいことだから……。


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